
「このカラクリ人形は、細川半蔵頼直(ほそかわはんぞうよりなお)が書いた設計図を元に作りました。 ゼンマイを巻くと、人形が持っている箱を持ち上げるたびに、箱の中に隠れていた品物が次々に入れ替わってゆく仕組みになっております。 このカラクリ人形の名称は品玉人形(しなだまにんぎょう)と呼び、品玉とは手品と言うことです。 細川半蔵頼直(ほそかわはんぞうよりなお) ・土佐藩長岡郡出身(現:高知県南国市)1741年~1796年細川半蔵は第5代細川理太右衛門の長男として生まれ、天文学、暦学、理学、技術工学、建築学などに長じた万能科学者・技術者である。幕府の「寛政の改暦」に貢献している。 また、万年時計製作で有名な東芝の創始者田中久重(たなかひさしげ)にも多大な影響を与えたと伝えられている。 ・1791年、出府の際、村境の橋桁に「天下に名を上げずんば、再びこの橋を渡らず」と記す。 ・1794年、幕府暦作方御用となり、3人扶持される。 ・1796年、世界に誇る機械工学書、機巧図彙(からくりずい)首・上・下の3巻著(出版した年に亡くなっている。病気説・毒殺説など諸説あり) ※当時の技術は、公にすることはなく、弟子から弟子に口伝で伝えられていた時代であった。 そのような時代に、製作の手順を図解し丁寧に解説した設計図は世界的にもめずらしい「江戸機械工学の原典」といえる書物である。 "Shinatama ningyou"(品玉人形)(a mechanical doll) This mechanical doll, or automaton, is called "Shinatama ningyou"(品玉人形), literally meaning "a doll which performs magic tricks". "Shina-tama" is an old term meaning "tricks". As the name shows, the doll attracts us with its cute, but highly sophisticated movements: the boy, clad in traditional <b>...</b>
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